自我の芽生えと躾
言葉が出るようになる頃になると自我が芽生えてきます。
やりたい・やりたくない
行きたい・行きたくない
まだうまく感情を言葉で表現ができず、
「イヤ」「ダメ」と言うだけだったり、
怒ったり、泣いたりして表してきます。
要求が通らないと泣いて怒ったりします。
その要求全てを受け入れていてはいけません。
ダメなことは『ダメ』と親が一貫してぶれないことが大切です。
あまりのぐずりに根負けして要求を受け入れることは、甘やかしになります。
そこで根負けして甘やかすと子供は、
『ぐずって騒げばなんとかなる』と思い込みます。
そうなると毎回毎回ことある度にぐずり、要求を通そうとしてきます。
できることできないことがあること、
約束は守らなきゃいけないこと、
根気よく繰り返し教えてあげることが
『躾』には必要です。
子供が癇癪を起こすこともあるでしょう。
スーパーで欲しい物をねだったり、
電車に乗っていて動き回りたくてだったり、
静かにしていて欲しいときにぐずったり、癇癪を起こしたりすることもあると思います。
そんなときは事前に『お約束』をしましょう。
『お約束』をして守れたら誉める。
繰り返していたら覚えてくれます。
そして夫婦間でも躾についての考え方は統一しておく必要があります。
お母さんだけが叱ることをしていて、
お父さんは甘やかすというのはよくありません。
子育ては父親と母親ともに責任を持ち
考え方を統一し子供が混乱しないようにしておくことが必要です。
自我の芽生えは自立の一歩です。
成長だと受け止めてあげて常に子供の行動をあらゆる角度から見て、子供の自己主張と向き合うことが大切です。
向き合うことは子育てにおいて基本です。
親も完璧ではありません。
子育てをしながらともに学び、親として成長していくことが必要です。
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